大曲都市
シニアタイプデザイナー

In his words.

When you look at typefaces, they often aren’t as beautiful as you might remember. The perfect version of a typeface exists in your memory; typeface revival is a process of its visualization.

多国語フォントに精通するシニアタイプデザイナーの大曲都市は、大手ブランドのフォントをデザインし、近年はMonotypeのメジャー書体リリースにも携わっています。その知識や多国語書体デザインの経験を活かし、ATypIなどのイベントで定期的に講演を行っています。

武蔵野美術大学で活版印刷を学び、レディング大学で書体デザインの修士号を取得後、2012年にMonotypeに入社しました。フォント開発に深い関心を持ち、お蔵入りしていた書体を蘇らせたNeue Haas Unicaや、WA Dwigginsを改刻したMetro Novaの開発など、Monotypeで重要な書体プロジェクトに携わっています。また、H&Mのブランド書体のデザインや、イラストレーターのクェンティン・ブレイクの特徴的な文字をもとにしたフォントのデザインなども手掛けてきました。

さらに、Google Notoプロジェクトのチベット文字のデザインや、Wolpe Collectionのリードデザイナーも務めました。